松山市がめざすコンパクトシティーの目玉ツールの路面電車の近代化(低床LRV車両)が進んでいる。全車両38両中毎年2両づつ計画的に導入更新しており、今年度末で18両になる、現計画では26両(導入率68%)を予定している。特に3年前から導入している車両は本市オリジナル、外観は未来流線形のデザイン、内部は電子看板、通路も広く取り、バリアフリー仕様で、乗り心地も格段に向上。乗車人員はピーク(昭和38年)時の35%の年間650万人(平成22年)迄激減。昨今、路面電車が見直され路線復活整備するまち(富山市、宇都宮市等)も増えている。まちづくりの起爆剤となるか期待したい。
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時代に即した中心市街地のまちづくり議論を促進!
地方紙一面に「松山三越200人退職へ」と言うセンセーショナルな見出しがおどった。
松山市のこれまでの2核2モール(2つの百貨店とそれを繋ぐ商店街)の中心市街地活性化戦略も見直しが必要では、我々市議会としても、今年4月に、市役所周辺の将来的グランドデザイン(案)(ばんちょうプラン) を市長に提言した。プランでは、現在、整備が進んでいる南堀端から花園町通り、市駅、銀天街、大街道、を(赤の線)民間主体の経済活動中心の(若者中心の躍動的な)動の導線とらえ、それに対し、大街道口から県庁、市役所、そして南堀端を、(青の線)市庁舎整備を核として、行政が責任を持って、例えば、松山らしい文学や温泉、野球、自然、といったいやしをコンセプトとして(子ども連れや高齢者にもくつろげる癒し空間的な)静の導線として、回遊性を創出することにより、まちの魅力度アップにつなげていこうというビジョンを描いている。こう言った議論も、時機を失することなく、加速化して行かねばならない。
いよいよ市駅前整備、出発進行!
松山市駅広場の再整備が実質スタートとなる、伊予鉄高島屋東側にバス停2バース新設工事がはじまった。当初計画は、私が市議会議員になった2002年(平成14年)当時、バブル崩壊で景気が減速し、更にその後のリーマンショックによりとん挫した、市駅前再開発事業から、関係者の粘り強い取組み、そして野志市長の市駅のシームレス化等、交通まちづくりの思いが結実し、市有地である駅前の交通スペースの整備として事業化された。今後、4~5年くらいかけて、マイカーの乗り入れ規制や地下駐輪場の整備、路面電車の電停の移設等、各種事業が計画的に実施される、進捗に応じて各種ツールを駆使してお伝えします。
コロナ禍での地方祭
松山市の今年の地方祭(秋祭り)は、コロナの影響で、ほとんどの町では、子ども達の提灯行列、神輿や獅子舞といった三密が懸念される行事は中止となった。私の地元、星岡町でも神事のみの催行となった。しかし神社への旗立てやしめ縄飾りは、御霊を迎える為、例年通り地元の町内会の役員各位のご尽力を頂きながら、最小限の人員で行った。最近、町内の若手有志で神社の祭礼を盛り上げて行こうとする組織を立ち上げそろいのシャッも揃えたたばかりであり、残念であるが、来年は倍返しで盛り上げて行こう!
役所総合案内サービス
市役所1階の総合窓口センターは、平成12年の中核市移行時に、大方の手続きが1か所でできるワンストップサービスを全国に先駆け導入した。現市政でも個室型カウンターやキッズスペースの設置、死亡に関する複数の手続きを1カ所で済ませられる「おくやみ窓口」等、ソフト・ハード面からサービス向上に努めてきた。更に、開設20周年となる今年11月から、バージョンアップをはかる。内容は、スマホを使って、窓口の混雑状況の確認や申請書を作成できたり、車いすやベビーカーでも快適に移動できるよう、床やレイアウトをリニューアルする。又、フロアの案内業務に民間委託を導入、案内システムに行事案内や民間の広告を掲載し新たな収入源とする等。