2019年、本市の観光客推定数は615万3,300人(前年比2.4%、141,700人増)、7年連続で増加,平成以降最高となった、又、外国人観光客数は、過去最高の約22万8,100人(前年比4.9%、10,700人増)、一方、本館改修の影響で道後温泉の入浴客数は,1042,802人(前年比10.4%、120,634人減)となった。この背景には、これまで地道に積み上げて来た各種取り組み、例えば、修学旅行の誘致、瀬戸内・松山構想を中核とした広域かつ官民連携事業や道後オンセナートや飛鳥乃湯オープン等、又、インバンド対策として県市連携で取り組んで来た台湾との交流事業等が、観光のまち松山の認知度向上に大きく寄与しているものと評価できる。今後は、コロナ収束が不透明で、インバウンドはじめ観光への影響が長期化が予想される中、地元を含め県内や四国島内、中国地方、更には西日本連携等、近場観光や道後温泉本館保存修理工事を集中的に行う等、これま
での「攻めの姿勢」から「守りの観光」へと、発想の大転換が必要ではないかと思う。
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観光政策、発想の大転換が必要だ!
2020/07/08