昭和45年の結団以降、毎年、梅津寺海岸の清掃活動を行っている松山海洋少年団の活動に参加した。平成28年春の褒章では、同団体は、環境美化奉仕団体として緑綬褒状を受章した。コロナの影響で様々な活動が制限される中、子ども達にとっては、大海原をバックに久々に心身ともに爽快な体験と なった。
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観光政策、発想の大転換が必要だ!
2019年、本市の観光客推定数は615万3,300人(前年比2.4%、141,700人増)、7年連続で増加,平成以降最高となった、又、外国人観光客数は、過去最高の約22万8,100人(前年比4.9%、10,700人増)、一方、本館改修の影響で道後温泉の入浴客数は,1042,802人(前年比10.4%、120,634人減)となった。この背景には、これまで地道に積み上げて来た各種取り組み、例えば、修学旅行の誘致、瀬戸内・松山構想を中核とした広域かつ官民連携事業や道後オンセナートや飛鳥乃湯オープン等、又、インバンド対策として県市連携で取り組んで来た台湾との交流事業等が、観光のまち松山の認知度向上に大きく寄与しているものと評価できる。今後は、コロナ収束が不透明で、インバウンドはじめ観光への影響が長期化が予想される中、地元を含め県内や四国島内、中国地方、更には西日本連携等、近場観光や道後温泉本館保存修理工事を集中的に行う等、これま
での「攻めの姿勢」から「守りの観光」へと、発想の大転換が必要ではないかと思う。
近未来型路面電車
本市がめざすコンパクトシティーの目玉ツールの路面電車の近代化(低床LRV車両)が進んでいる。全車両38両中毎年2両づつ計画的に導入更新しており、今年度末で18両になる、現計画では26両(導入率68%)を予定している。特に3年前から導入している車両は本市オリジナル、外観は未来流線形のデザイン、内部は電子看板、通路も広く取り、バリアフリー仕様で、乗り心地も格段に向上。乗車人員はピーク(昭和38年)時の35%の年間六五〇万人(平成22年)迄激減。昨今、路面電車が見直され路線復活整備するまち(富山市、宇都宮市等)も増えている。まちづくりの起爆剤となるか期待したい。